
SIJ、グローバルな知性が交わる場所
「人は、自分を心から歓迎し、その人の価値を認めてくれる場所に集まる」
こんにちは、廣津留真理です。Summer in JAPAN(SIJ)の代表理事兼総合プロデューサーです。2012年に娘の廣津留すみれと非営利の教育団体Summer in JAPANを共同設立しました。このプロジェクトは私たち2人の長期のボランティア活動で、目標は、
「輝く才能や可能性は世界中の子どもたちに内在しているのに、それに気づいて発揮する機会は少ない。SIJがその場になろう。」
そこで、SIJは廣津留すみれが通ったハーバード大学の学生を日本に招聘して、小中高生に英語で「好きと得意」を伸ばしてもらうサマースクールを創りました。
2013年のサマースクール初開催以来、SIJは、「お互いをリスペクトし合う絆」を原動力として成長しています。私たちが世界トップクラスの頭脳を日本に招くのは、単に「先生」として教壇に立ってもらうためではありません。肩書きや壁のない、本物のメンターシップを築くためです。
このメンターシップが双方向の学びであるという気づきです。子どもたちは自分の「声」を見つけ、揺るぎない自信を育みます。一方で、グローバルなメンターたちは新たな目標を見出し、同時に日本文化への深いリスペクトを抱いて帰国していきます。それは、子どもたちとメンターの双方の人生を永遠に変えてしまうような、一生に一度の「知と心の冒険」なのです。
SIJのインパクト、地域のポテンシャルと世界最高峰の知性をつなぐ
SIJでは、アメリカのトップ大学生、日本の多文化共生大学の学生、世界中から集まる小中高生、私たちに賛同してくださるすばらしいゲストのみなさま、すべてが途切れることなく交わります。大胆なアイデア、異文化への共感、そして最先端の学びにより、私たちは廣津留すみれの故郷、日本の南、大分県から子どもたちを「世界へ送り出す」だけでなく、「世界そのものを子どもたちのもとへ」連れてくるのです。
行動を生み出す実践的なカリキュラム 私たちが提供するワークショップのカリキュラムは、「過去の世界」ではなく「複雑な未来の社会」に向けて設計されています。テクノロジーで画期的な解決策をプロトタイプ化する(Tech Hackathon)、地域の活性化策を社会へ向けてプレゼンする(Public Speaking)、仲間とクリエイティブなシナジーを生み出す(Performing Arts)。どのプログラムでも、子どもたちは安心して自分のコンフォートゾーン(安全圏)から飛び出します。SIJは、子どもたちを「情報を受け取るだけの人」から「現実社会の課題を解決するクリエイター」へと変革させます。
未来のリーダーたちが受け継ぐレガシー 2013年の設立以来、SIJは地域のサマーキャンプから、世界有数のグローバルな教育プラットフォームへと成長しました。これまでに9,200人以上が参加し、卒業生たちは海外のトップ大学への進学、地域社会でのイノベーション、そして地球規模の課題への挑戦など、第一線で活躍しています。
SIJがもたらす最大の価値は、2つの約束にあります。ひとつは「社会をより良くするための実践的なスキル」を身につけること。そしてもうひとつは、決して「自分自身の喜びや生きがい」を忘れないこと。
私たちは、これからの未来を「ただ生き抜く」だけでなく、「自らの手で未来を発明する」世代を育てています。
ー廣津留真理 Summer in JAPAN 共同設立者/代表理事/ 総合プロデューサー
Q. SIJの財源は何ですか?
A. 設立者・廣津留真理と共同設立者・廣津留すみれの二人が、「これは自分たちがやりたいことだから」という想いのもと、無報酬で、2012年からずっと運営を続けてきました。企画を考えるところから、生徒を募り、当日を支え、その後のフォローをするところまで、すべてボランティアとしての活動です。
廣津留真理は、「子どもには、その子らしさに合った最適な教育があるはず。英語の習得が、若者がやりたいことと学校が欲しい学生像がマッチする、そんな教育機関を自分で世界中から選べる助けになれば」という想いで、36年間英語教室を続けてきました。そして娘の廣津留すみれが、大分県の公立小中高から現役でハーバード大学に合格した2012年、その学びの経験を自分たちだけのものにせず、日本中の若者と分かち合いたいという想いから、Summer in Japanはスタートしました。
教育を通じたチャリティには、奨学金という形で授業料を支援したり、無償の寺子屋を開いたりと、いろいろなかたちがあります。SIJが大切にしているのは、お金という形の支援ではなく、「学びに出会う場そのもの」を届けることです。生まれた国や人種、経済的な環境に関わらず、意欲のある若者が安心して新しい世界に触れられる場所を作りたい。廣津留真理と廣津留すみれは、その願いを胸に、この活動を今日まで続けています。




