
14年目のSummer in JAPANサマースクール
ハーバードとケンブリッジで医療と工学を学ぶBoluさん
ハーバード生講師紹介 その1
こんにちは、廣津留真理です。
お待たせしました!
今年で14年目を迎えるサマースクール Summer in JAPAN。
今年も、ハーバード大学で学ぶ個性豊かな講師陣が、大分市に集まります。
これから、今年の講師のみなさんのプロフィールを、
一人ずつご紹介していきます。
7歳から18歳の受講生のみなさん、
そして広い視野で世界を学びたい若者たちにとって、
今年もきっと忘れられない夏になるはずです。
本日ご紹介するのは、Boluさんです。
Boluさんは、米国ハーバード大学で,生物工学、グローバルヘルス、医療政策、ヨルバ語を学びました。
卒業後は、英国ケンブリッジ大学大学院に進み、健康・医療・社会についてさらに学びを深めました。
Boluさんの関心は、医療や治療へのアクセスを妨げているさまざまな壁を、分子レベルから社会全体の仕組みまで、幅広い視点で見つめ直すことにあります。
たとえば、治療における細胞活動を高めるバイオマテリアルの研究に取り組む一方で、 世界各地の公衆衛生や医療介入の歴史も学び、
「必要な医療を、必要としている人に、どうすれば効果的に届けられるのか」
という大きな問いに向き合ってきました。
さらにBoluさんは、教育にも強い関心を持っています。
ハーバードでは、工学や数学のTeaching Fellowも務め、
テクノロジーやコーディングを活用した学びにも取り組んできました。
医療、工学、社会、教育。
一見すると別々に見える分野を、Boluさんはひとつの大きなテーマでつなげています。
それは、
人がよりよく生きるために知識や技術をどう社会に届けるか
という問いです。
Boluさんについて、私が特に心を動かされたのは、
彼が語ってくれた学校時代の経験です。
クラスで唯一の黒人生徒として、周囲から差別的な目で見られることもあった時期に、彼にとって大きな支えとなったのが、チェスでした。
チェスを通して、クラスメイトがBoluさんの周りに集まりました。
人種や性別を超えて、同じゲームに向き合い、一緒に考え、一緒に楽しむ。
その経験は、彼にとって忘れられないものになったそうです。
Boluさんは、こう言います。
「チェスはユニバーサル・ランゲージです。」
言葉が違っても、背景が違っても、
同じルールの中で考え、向き合い、認め合うことができる。
それは、まさに教育が持つ大きな力でもあります。
教育は、単に知識を伝えるためだけのものではありません。
人と人をつなぎ、違いを超えて、
誰もが「ここにいてよい」と感じられる居場所をつくる
そんな力が教育にはあるのです。
Summer in JAPANが大切にしてきたのも、まさにそのような学びです。
英語で、
スピーチをする。
ストーリーを創る。
アプリを開発する。
ミュージカルを一からつくる。
一つひとつの活動を通して、子どもたちは知識やスキルだけでなく、
自分の考えを持つこと、相手の考えを聞くこと、
そして違いを持つ人と一緒に何かをつくることを体験します。
Boluさんのクラスでは、きっと受講生のみなさんが、
「学ぶことは、自分の世界を広げること」
「学びは、人とつながる力にもなること」
そう感じられるのではないかと思います。
チェスの他にトロンボーンも大好きだというBoluさん。
今年の夏、大分でどんな学びと出会いが生まれるのか、私も今からとても楽しみです。
これからも、SIJ公式Instagram、ウェブサイト、Facebook、
そしてこのディリーゴ「廣津留真理の子育て日記」で、
今年の講師陣やプログラムの魅力を少しずつご紹介していきます。
今年のハーバード生講師陣、
SIJの催し物、
受講生以外の方も参加できるイベント、
さらに、英語学習や留学に役立つ情報、
勉強と課外活動を両立するヒントなどもお届けしていきます。
どうぞお楽しみに!



