開講のご挨拶

一般社団法人Summer in JAPAN代表理事 廣津留真理


Summer in JAPAN 2015

ご来場のみなさま、日本全国から、海外から、7日間の英語セミナーSummer in JAPAN 2015 (SIJ 2015) にお集まりいただき、誠にありがとうございます。

応募いただいた100名以上のハーバード大学生の中から厳正な試験と面接で選ばれた8名が、ここ大分で、英語運用能力と4つの自己表現スキルを7歳から20歳の若い世代に教えます。

SIJは設立当初から、言語と表現力にフォーカスしています。言語運用能力は20世紀までのリテラシーで、21世紀といえば、まずコンピュータ・プログラムと数学です、という意見には至極賛成します。しかし、人類がどのようにして世界中に拡がり、今ここに至ったのかを思い出してください。そこには、言語の発展と道具の発明が密接に関係しています。

例えば、あなたは遠い昔に生きていて、おなかがとても空いています。目の前に泳いでいるおいしそうな魚を捕って食べたいのですが、魚の泳ぐスピードについていけません。普通の人はそこで、ああ、魚を捕まえるものがなにかないかなあ、と考えますが、そのままでいます。想像力豊かな人は、魚を捕まえる道具を具体的に思い浮かべ、とりあえず作る作業をはじめるでしょう。

何が完成すれば問題解決できるかをイメージできて、目標に到達するまでの試行錯誤を何とも思わないパワーがあれば、ほしかったものや、やりたかったことが実現します。しかも、あなたが実現した道具や企画は、もはや自分だけのものでなはく、他の多くの人の役に立つようになるのです。誰か一人の創造力が人類を一歩前に進めることになるわけです。コンピュータもその1つです。人類は誕生以来ずっとそのような道具を作って進歩してきたので、あなたも、世界をあっと驚かせる発明ができるかもしれません。

イマジネーションは本当に大切です。言語は、私たちを進歩させる最もパワフルな助っ人です。難しい問題を深く思考する際に、知らずに使っているのが言語です、また、せっかくの良いアイディアが自分の中だけで終わらないように、言葉で外に伝えることが必要です。

みなさんが、未来を待つ人ではなく、未来を創造する人になってくれたら、本当に幸せです。発明家、スタートアップの創業者、政治家、医者、アーティスト、音楽家、職業にかかわらず、人類を未来へと導いてくれるような人です。

この7日間のセミナーを最大限に活用して、みなさんがそれぞれ、イマジネーションと創造力を磨いてくださることを願います。